解決できるお悩み
こんなお悩みを解決できる記事です!
NFTの市場規模が拡大してきており、「NFTをはじめたい!」という方が多くなっているのではないでしょうか。
そんな中、TwitterなどでNFTについて調べていると「ミント(Mint)しました!」という言葉を目にしませんか?
NFTにとってミント(Mint)とは切り離せないものなので、この記事を読んでミントについて理解しておきましょう!
記事の前半で「ミントとは・やり方」について、後半で「ミントできるマーケットプレイス・ミントする時の注意点」について解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
また、NFTをはじめるならイーサリアムの購入が必要です!
まだ仮想通貨取引所の口座を持っていない方は、初心者でもアプリの操作がしやすいコインチェックで購入しておきましょう!
ミント(Mint)とは
ミント(Mint)とは、アート作品や音楽などのデジタルデータをNFT化するために、ブロックチェーンに記録する作業のことです!
もう少し噛み砕くと、「ミントする=NFTにする」ですね。
ブロックチェーンに記録した時点のことを「ミント」というので、二次流通でNFTを購入してもミントとはいいません!
ミント(Mint)とリスト(List)は違う
NFTには「リスト(List)」という言葉もあります。
ミント(Mint)とリスト(List)はまったく違う意味なので理解しておきましょう!
ミントとリストの違い
ミント(Mint):NFTにする
リスト(List):NFTを出品する
リスト(List)とは、所有しているNFTを売りに出した(出品した)ときに使われます。
そのため、「一次流通として出品=ミント」「二次流通として出品=リスト」として覚えておくとわかりやすいですよ!
NFTをミント(Mint)する方法
ミントする手順は以下の通りです!
以下で1つずつ解説していきますね!
コインチェックに登録する
NFTをミントするために、まずはコインチェックの口座を開設しましょう。
なぜなら、NFTをミントする時にかかるガス代(手数料)がイーサリアムだからです。
イーサリアムを持っておかないと、そもそもNFTをミントできないので登録は必須ですよ!
口座開設の手続きも5〜10分くらいで終わるので、サクッと終わらせておきましょう!
イーサリアムを買う
口座開設が完了したら、NFT売買の通貨として使われる「イーサリアム(ETH)」を購入します!
イーサリアムを買うためには日本円が必要なので、コインチェックに入金しましょう。
入金する手順は以下の通りです。
これで入金は完了です!
入金が反映されたら「イーサリアム(ETH)を購入しましょう。
コインチェックでイーサリアムを購入する手順は以下の通りです。
メタマスク(MetaMask)でをウォレットを作る
そもそもメタマスク(MetaMask)とは、「仮想通貨専用(イーサリアム系)のお財布」です。
コインチェックなどの取引所にイーサリアムがあっても、NFT売買はできません。
購入したNFTなどもメタマスクに入るため、ウォレットの作成は必須ですよ!
メタマスクでウォレットをつくる方法はスマホ・PCの2つがありますが、やり方はほとんど変わりません。
まずは、以下からスマホアプリ(PCの場合、Google Chromeが必須)をダウンロードします。
- MetaMaskの公式サイト(https://metamask.io/)
- Google Chromeのダウンロード(https://www.google.co.jp/intl/ja/chrome/)
スマホアプリ、またはGoogle Chrome拡張機能へのダウンロードが済んだら、メタマスクを開きましょう。
「新規ウォレットを作成」を押して、説明に従って登録を進めれば問題なく登録できますよ!
「もう少し詳しく登録方法を教えてほしい......」という方は、以下の記事でスクショをつかって細かく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
メタマスクへイーサリアムを送金する
イーサリアムの購入が完了したら、メタマスクへ送金します!
送金には「0x」からはじまるメタマスクのアドレスが必要ですよ!
一度設定したら、2回目以降は3〜6の入力は不要なので、楽になりますよ!
OpenSeaにメタマスクを接続する
次はNFTマーケットプレイスである「OpenSea」にアクセスしましょう。
アクセスできたら、OpenSeaとメタマスクを連携させます。
出典:OpenSea
まずは、右上にある人型のマークをクリックし、「My Account Settings」を選択します。
先ほどウォレットを作ったメタマスクを連携先として選び、サインインします。
「署名」をクリックします。
続いて「ユーザー名」と「メールアドレス」を登録しておきましょう!
先ほど人型だったところをクリックし、「Settings」をクリック。
「Username」と「Email Address」を入力すれば、OpenSeaとメタマスクの連携は完了です!
OpenSeaへデジタルデータをミント(NFTに)する
いよいよあなたのデジタルコンテンツをミント(NFTに)してみましょう!
OpenSeaにログインした状態で、画面右上のアイコンにカーソルを合わせます。
「Create」を選択します。
「署名」すると上記画面になります。
数カ所入力する部分がありますが、デジタルコンテンツのアップロードと名前を入力すればミントは可能です!
入力後、下へスクロールして「Create」をクリックすればミント完了です!
あなたのウォレットに入っているか確認してみてください!
ミントができるNFTマーケットプレイスはOpenSeaだけ?
ミントできるNFTマーケットプレイスは、OpenSeaだけではありません!
たとえば、以下のようなマーケットプレイスがあります。
NFTマーケットプレイス
- Opensea
- Rarible
- SuperRare
- Rarible
- Nifty Gateway
- Foundation
おすすめのNFTマーケットプレイス
「どこのNFTマーケットプレイスがおすすめなの?」と思われている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、おすすめのNFTマーケットプレイスを3つ紹介します!
おすすめのNFTマーケットプレイス
以下で、おすすめのNFTマーケットプレイスを1つずつ紹介しますね!
OpenSea(オープンシー)
名前 | OpenSea(オープンシー) |
サービス開始 | 2017年12月 |
取り扱うNFTの種類 | アートゲームトレーディングカードミュージック写真など |
対応チェーン | EthereumPolygonKlaytnSolanaArbitrumOptimismAvalancheBNB |
決済可能な通貨 | イーサリアム(ETH/WETH)ポリゴン(MATIC)ソラナ(SOL)アバランチ(AVAX)USDコイン(USDC)バイナンスコイン(BNB)ダイ(DAI)など |
決済手段 | 仮想通貨 |
対応ウォレット | メタマスクCoinbase WalletWallet ConnectLedgerPhantomBitKeepなど |
公式サイト | OpenSea公式 |
もっともおすすめのNFTマーケットプレイスは「OpenSea」ですね!
なぜなら、海外のマーケットプレイスですが、国内の人気NFTのほとんどはOpenSeaで取引されているからです!
出典:NFTGO「NFT Market Report - Q1 2023」
上記画像を見てもらうとわかるように、他のNFTマーケットプレイスと比べてNFT取引量が圧倒的であることがわかるかと!
また、OpenSeaは2017年12月にサービス開始して以来、ずっと主要なマーケットプレイスとして地位を確立しているんですよね。
世界中から信頼されているNFTマーケットプレイスなので、OpenSeaを使えば間違いないかと。
「OpenSeaでNFTをはじめる方法が知りたい!」という方は、以下の記事に苦らしくまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね!
Blur(ブラー)
名前 | Blur(ブラー) |
サービス開始 | 2022年10月 |
取り扱うNFTの種類 | アートゲームトレーディングカードミュージック写真など |
対応チェーン | Ethereum |
決済可能な通貨 | イーサリアム(ETH) |
決済手段 | 仮想通貨 |
対応ウォレット | メタマスクWallet ConnetCoinbase WalletOKX Wallet |
公式サイト | Blur公式 |
Blur(ブラー)は、2022年10月にサービス開始したばかりですが、とても注目を集めているNFTマーケットプレイスです!
なぜなら、2023年1〜3月までの3ヶ月間はOpenSeaの取引量を上回っているからです。
出典:NFTGO「NFT Market Report - Q1 2023」
Blur(ブラー)を使うことで、BlurだけでなくOpenSeaなど他のマーケットプレイスの取引情報も確認できる「NFTアグリゲーター機能」が備わっているんですよね。
そのため、他のマーケットプレイスの取引も一度に確認できるので、今後も利用者が拡大していくと予想されますよ!
Rarible(ラリブル)
名前 | Rarible(ラリブル) |
サービス開始 | 2020年 |
取り扱うNFTの種類 | アートゲームミュージック写真など |
対応チェーン | EthereumTezosImmutable XPolygonなど |
決済可能な通貨 | イーサリアム(ETH)テゾス(XTZ)ポリゴン(MATIC)法定通貨など |
決済手段 | 仮想通貨クレジットカード |
対応ウォレット | メタマスクCoinbase WalletWallet ConnectBeaconInstall Templeなど |
公式サイト | Rarible公式 |
Rarible(ラリブル)はOpenSeaに次ぐ主要なマーケットプレイスの一つです!
NFT出品数がOpenSeaの次に多いため、世界中に多くの利用者がいます。
Raribleは独自の通貨「RARI」を発行しており、所有しているとRalibleのコミュニティ内で行われる投票などに参加する権利が与えられます。(ガバナンストークン)
ガバナンストークンの発行があることから、Web3.0らしい「自立分散型のマーケットプレイス」とも言えるマーケットプレイスです!
NFTをミント(Mint)する時の注意点
NFTをミントする時には3つの注意点があります。
NFTをミントするときの3つの注意点
以下で、1つずつ解説していきますね!
NFTの出品(ミント)は第三者に頼まない
NFTをミントするとき、第三者に頼むのはやめておきましょう。
なぜなら、詐欺の可能性があるからです。
万が一、デジタルコンテンツや仮想通貨を渡してしまった場合、すべて奪われる可能性があります。
そのため、NFTをミントするときは自分で調べてから行うといいでしょう。
信頼できるNFTマーケットプレイスを使う
NFTは信頼できるNFTマーケットプレイスを利用しましょう!
その理由は、NFTマーケットプレイスの偽サイトが多く存在するからです。
もし偽サイトを利用してしまうと、所有しているNFTや仮想通貨を引き抜かれてしまいます。
そのため、URLが正しいものなのかを確認してから、ミントするようにしましょう。
必ずオリジナル作品をミントする
必ずオリジナル作品をミントしましょう。
なぜなら、他人の作品をミントした場合、著作権侵害で犯罪となってしまうからです。
なかには二次創作を推奨しているコミュニティもありますが、そのまま利用することはできません。
「NFTアートの作り方について知りたい!」という方は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
NFTのミント(Mint)に関してよくある質問
ここでは、NFTのミント(Mint)に関してよくある質問に回答していきます!
よくある質問
以下で、1つずつ回答します!
どんなデータをミントできるの?
デジタルデータであれば、基本的になんでもNFT化できますよ!
たとえば、以下のようなものが挙げられます。
ガス代は必要?
利用するNFTマーケットプレイスによってガス代(手数料)は異なります。
今回、紹介した「OpenSea」はミントするだけであればガス代は無料です。
しかし、出品やNFTを購入する場合は、ガス代が必要ですよ!
「ガス代について詳しく知りたい!」という方は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
ガス代を安くする方法は?
ガス代を安くする方法は2つです。
ガス代が安い時間帯は「Ethereum Gas Charts」で確認してみましょう。
また、OpenSeaでは処理スピードを「High・Medium・Low」の3つから選べます。
「Low」にすることで、処理に時間がかかる場合がありますが、ガス代は安く済みますよ!
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、NFTをミントするやり方などをご紹介しました。
OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスの登録まで終わってしまえば、ミントはかんたんに可能です。
ぜひ一度、あなたの作品をミントしてみてはいかがでしょうか。
また、NFTをはじめる場合はイーサリアムが必要となります。
そのため、まだ仮想通貨取引所の口座を持っていない方は、初心者でもアプリの操作がしやすいコインチェックで購入しておきましょう!