NFT

NFTとは?|専門用語を使わずにわかりやすく解説!

こんなお悩みを解決できる記事です!

NFTについて調べても専門用語などが使われていてわかりにくいですよね......

この記事では、NFTについて仮想通貨を触ったことない方でも理解できるように解説しています!

記事の前半で「NFTの仕組み・特徴などを含めた概要」について、後半で「NFTの始め方・よくある質問」について解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!

また、NFTをはじめるならイーサリアム(ETH)が必要です!

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もくじ

NFT(非代替性トークン)とは

NFT(Non Fungible Token)とは、日本語に訳すと「非代替性トークン」というのはご存知かと。

ここからはもう少し噛み砕いて話します!

そもそも代替性とは「同じ物として交換できるもの」をいいます。

例)代替性なもの

  • お金
  • 仮想通貨
  • お店にある商品

など

非代替性とは「同じ物が存在しないため、交換できないもの」です。

例)非代替性なもの

  • アーティストが描いた「原画」
  • サイン入りTシャツ
  • 限定1足のプレミアムスニーカー

など

たとえば、「あなたが持っている1,000円」と「他人が持っている1,000円」は交換しても同じ価値として利用できるので、交換しても困ることはありませんよね。

しかし、「白Tシャツ」と「有名人のサイン入り白Tシャツ」は同じ物として交換できません。

これが代替性(Fungible)と非代替性(Non Fungible)の違いです。

「非代替性のものなんて現実世界にたくさんあるよ!」と思う方も多いのではないでしょうか。

出典:OpenSea「CNP/ CryptoNinja Partners」

しかし、NFTはブロックチェーン技術を使って所有者の証明が可能となったことで注目を集めているんです!

なぜ、所有者の証明ができるようになったかはNFTの仕組みを理解するといいですよ!
 
 

NFTの仕組みを解剖

NFTの仕組みは以下3つを知ることで理解できますよ!

以下で1つずつ解説しますね!
 

ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンとは、ブロックがチェーン上に並んでいることからブロックチェーンと呼ばれています。

ブロックには1つ1つの取引情報が入っており、数秒〜数分に1回たくさんのコンピュータで認証作業を行ってブロックに鍵をかける。

鍵がかかれば新しいブロックが生成されていき、取引データが入ったブロックが連なって「ブロックチェーン」となります。

「わかりにくい......」と感じた方もいると思うので、流れで説明しますね!

ブロックチェーンが作られる流れ

  1. 通貨やNFTなどの取引が成立
  2. ブロックに取引の詳細が記録される(記録される取引データの例:AさんがBさんのNFTを1ETHで購入した)
  3. 数秒〜数分に1回たくさんのコンピュータで認証作業
  4. 認証が完了したらブロックに鍵がかかり、新しいブロックが生成される
  5. 1〜4を繰り返す

イーサリアムは15秒に1回ブロックが生成されるため、リアルタイムでの情報処理が可能となっています!
 

イーサリアムとは?

ブロックチェーンにも種類があり、NFTには「イーサリアム」が使われています。

なぜなら、イーサリアムは「スマートコントラクト(スマートな契約)」が可能だからです。

スマートコントラクトとは、イーサリアムのブロックチェーン内に契約内容をプログラムとして書き込むことで「契約を自動化させる技術」です。

イーサリアムの契約内容例

  • 「このNFTを1ETHで購入する人がいたら売却する」
  • 「〇〇のNFTをもっている人全員にお礼NFTを無料で配る」

決められた条件を満たすことで、NFTの移転や支払いなどが自動で行われます。

フリマアプリのように人の手を介さないので、スマートに取引できますよ!
 
 

NFTと仮想通貨の関係性は?

NFTは仮想通貨と同じブロックチェーンを使って取引データが記録されます。

そのため、利用されているチェーンに流通する仮想通貨でNFTの売買が行われるんです!

NFTはイーサリアムのブロックチェーンを使っているので、イーサリアムのブロックチェーンに流通する仮想通貨「イーサリアム(ETH)」が使われています!

「NFTと仮想通貨の違いについてもっと詳しく知りたい!」という方は、以下の記事で詳しくまとめているのでぜひ参考にしてくださいね!

 

NFTの特徴

NFTの特徴を改めて説明していきますね!

1つずつ解説していきます!
 

デジタル資産の所有者が明確

出典:OpenSea「CNP/ CryptoNinja Partners」

これまでのデジタルデータ(画像など)はコピーされれば、本物である証明は困難でした......

しかし、NFTはブロックチェーン技術によって本物である証明が可能となったのです!

また、製作者や歴代の所有者、取引された値段などすべて記録されており、取引がすべてオープンであることが特徴です。

すべてのNFTには所有者が記録されており、世界中どこからでもかんたんに確認できますよ!
 
 

希少価値が生まれる

NFTには希少価値が生まれます。

なぜなら、発行枚数に限りがあるからです!

日本の代表的なNFT「CNP(CryptoNinja Partners)」と現実世界の「金(ゴールド)」がいい例です。

CNPは発行枚数が22,222枚と決まっており、金(ゴールド)は地球上にプール3.8杯分しかないといわれています。

いずれも量が決まっているため希少性が高いことで価値が高くなりますよ!
 

誰でも作成・販売できる

NFTは、だれでも作成・売買が可能です!

たとえば、「自分でイラストを作成してOpenSeaなどで販売する」などが可能です。

また、NFTゲームである「The Sandbox」では、アイテムを作ってNFTとして販売することもできますよ!

ブロックチェーンなどの知識も特に必要ないので、副業としてNFTを始めている方も多いですね!

「NFTの副業について詳しく知りたい!」という方は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!

転売されてもNFT制作者が報酬を受け取れる

スマートコントラクトによって、NFTが転売されても製作者に報酬として入る仕組み(ロイヤリティ収入)を取り入れています。

たとえば、「転売が成立したら転売価格の5%を報酬として製作者が受け取る」というプログラムを組むことが可能です!

マーケットプレイスで異なりますが、転売時に最大10%の報酬がもらえるので、長期的な利益に繋がりやすいのも特徴ですよ!

現実世界では転売で製作者が報酬を得ることが不可能だったので、クリエイターにとって革命と言えます。

スマートコントラクトとは

ブロックチェーン内に契約内容をプログラムとして書き込むことを可能とした技術です。

NFTの移転や支払いなど、決められた条件を満たすことで契約内容を自動で実行するように設定できます。

  
 

NFTが活用されている分野

実際にNFTが活用されているものを紹介しますね!

それでは、1つずつ解説していきます!
 

NFTアート

出典:Rarible

デジタルアートは、NFTでもっとも主流と言っていいかと!

スマートコントラクトによってアート作品の販売がかんたんになったとともに、クリエイターが活躍しやすくなりました。

従来のデジタルアートはかんたんにコピーされていたため、価値をつけることが困難でした......

しかし、NFTによって本物であることの証明が可能となり、デジタルアートが適切な評価を受けられるようになったんですよね!
 

NFTゲーム

出典:元素騎士Online

NFTとゲームはNFTが生まれた初期から活用されているんです!

ゲーム内のキャラクターやアイテムをNFT化することで、売買が可能となりました。

NFTは仮想通貨で売買されるため、ゲーム内のアイテムを作って売買することで稼いでいる人もいるくらいですよ!

また、ゲームアイテムを複数のゲームで使うことができたりと、NFTゲームの利用用途は幅広いと言えます。
 
 

NFTミュージック

出典:The NFT Records

NFTミュージックは、所有者などが明確であることによってレコード会社などに頼らなくても問題ありません!

さらに、駆け出しのアーティストでもNFTを使うことによって、音楽の売買がかんたんにできます。

また、NFT特有のコミュニティを作ることで、ファンとの距離が近くなり「よりコアなファン」を作ることができますよ!

NFTトレーディングカードゲーム

出典:CANDY

トレーディングカードは、従来からコレクターが多く存在していました。

しかし、従来のトレーディングカードは「価値を保つための保管方法」がネックだったんです。

それがNFTの登場により、カードの劣化を気にせず価値を担保することが可能となり、多くのコレクターがNFTへと参入しました!
 
 

メタバース

出典:The Sandbox

メタバースは、アバターの洋服やアクセサリーなどをNFT化しています。

従来であれば、洋服は着れば着るほど劣化します。

しかし、メタバース上のアイテムとなればどんなに着ても劣化せず、価値を保つことができますよね!

また、メタバース上の土地をNFT化して販売する「メタバース不動産」が誕生するなど、NFTとメタバースは深い関係にありますよ!
 
 
 

NFTをはじめるのメリット・デメリット

ここでは、NFTのメリット・デメリットを紹介します。

NFTのメリット

NFTのメリットは以下の4つです!

1つずつ解説しますね!
 

破損・紛失しない

NFTは、デジタル資産であるため破損や紛失することがありません。

万が一、スマホやPCが壊れてもメタマクスのリカバリーフレーズを入力すれば問題ありません。

データである以上、物理的に破損・紛失することはありませんよ!
 

事務手続きが不要

NFTは「スマートコントラクト」が活用されているので、事務手続きが不要です。

そのため、NFTはウォレットに通貨をいれておけば、購入ボタン一つで支払い・移転などが行われます。

スマートコントラクトを利用していることで、自動販売機のようにスマートな取引を行えますよ!
 

改ざん・不正ができない

NFTは改ざ・不正が不可能です。

なぜなら、世界中にある複数のコンピュータがブロックチェーンを管理しているからです!

取引を終えて「やっぱり無かったことに......」なんてことは絶対にできません。

ハッキングするにしても、世界中にある複数のコンピュータの半数以上を同時に攻撃する必要があり、攻撃できても成功するかわからないといわれています。

そのため、データの改ざんや不正は実質不可能であるため、価値に対する信頼性が高いと言えます。
 

コミュニティによってさまざまなサービスが受けれる

所有しているNFTによっては、さまざまなサービスを受けることができますよ!

例えば、OpenSea「CNP/ CryptoNinja Partners」を所有していると「オーナー特典」を受けることができます!

出典:CRYPTONINJA PARTNERS

このようにリアルでの特典のほかに、他プロジェクトの優先購入券(AL)などがもらえたりします。

所有しているNFTによってサービスは違いますが、所有しておくだけでお得なNFTが多数ありますよ!
 

NFTのデメリット

NFTのデメリットは4つあります。

1つずつ解説していきます!
 

法整備が整っていない

NFTのはじまりは2017年、流行したのも2021〜2022年と新しい技術で、急速に広がったため法整備が追いついていないんです......

たとえば、著作権や所有権ですね。

所有権は実在するものが対象ですが、NFTは「データ」にすぎず、現時点では所有権には当てはまりません。

著作権は思想や感情を創作的に表現したものが対象なので、著作物として著作権が発生する場合もあります。

しかし、明確な法律はなく、今後法設備が整っていくのを待つしかありません。
 

ガス代高騰問題

NFT取引を行うと「ガス代」と呼ばれる手数料がかかります。

ガス代とは、ブロックチェーンを利用する時にかかるネットワーク手数料です。

ガス代は一定ではなく需要に応じて価格が変動するため、同時間帯に利用者が多いと高騰します。

そのため、ガス代の価格によっては「ほしいNFTがすぐに買えない」なんてことがあるかもしれません。
 

ニセモノが出回る

NFTはニセモノが出回ることが多くあります......

なぜなら、誰でもかんたんにNFT販売ができるからです。

出典:OpenSea

例えば、OpenSeaに出品されている「CNP Villans」

「CNP Villans」は、本来LINE NFTでしか手に入らないものです。

つまり、OpenSeaで販売されているCNP Villansはニセモノになります。

NFTはこのような事例があるため、ニセモノを買わないように注意しましょう。

ニセモノを買わないために、以下の点を心がけておきましょう!

ニセモノのNFTを買わないために

  • 情報収集はできるだけ公式のDiscordで得る
  • Twitterはニセモノアカウントの可能性もある
    • フォロワー数などを確認
    • 製作者による「Twitterスペース」からの情報収集は問題なし
  • TwitterからOpenSeaなどのURLは開かない(偽サイトの可能性あり)

正しく情報収集ができれば、ニセモノを買うことはありません!
 

詐欺に注意

NFTは詐欺が多いです。

その理由は、おいしい話に騙される人が多いからです......

例えば、Twitterで製作者を装ったアカウントからDMが届きます。

DMで「人気NFTの購入券を渡すからメタマスクのリカバリーフレーズを教えて欲しい」と言われて素直に教えてしまう。

リカバリーフレーズを教えてしまったら、あなたのメタマスク内にあるものはすべて引き抜かれてしまいます。

このようにおいしい話にだまされて、詐欺にあう人が非常に多いようです。

製作者からDMが届くことはありませんし、「おいしい話は怪しい」と理解しておくだけでも詐欺を防ぐことができますよ!

「NFTのメリット・デメリットについてもっと詳しく知りたい!」という方は、以下の記事に詳しくまとめているのでぜひ参考にしてくださいね!

 
 

NFTの将来性

「NFTに将来性はあるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

NFTの将来性を裏付けるものは3つありますよ!

1つずつ紹介していきますね!

世界的に成長を見込める

NFTは世界的に成長が見込まれるでしょう。

なぜなら、世界的な大企業がNFTに参入しているからです!

NFTに参入した大企業の一部を紹介しますね!

NFTに参入している世界的大企業

  • アディダス
  • ナイキ
  • スターバックス
  • コカ・コーラ
  • ルイ・ヴィトン
  • GUCCI
  • などなど

紹介した大企業が続々とNFTへ参入しており、それに伴って市場規模も拡大していくことが期待できますね!

NFTの活用性が拡大していく

NFTはアートやゲームだけではなく、どんどん活用性が拡大しています!

たとえば、実際に存在する物の所有権を担保するNFTやコミュニティに参加資格となるNFTなどがあります。

最近ではアディダスが「Golden Ticket」というNFTの抽選販売を行いました!

この「Golden Ticket」を所有していることで、抽選される限定商品の購入が保証されるというもの。(1年間有効)

このように所有者を証明するだけでなく、NFTを所有していることでの有用性(コミュニティ参加など)を活用する企業やコミュニティが増えていますよ!
 
 

ビジネス分野で活用されていく

NFTはビジネスとしての活用が増えています。

その理由は、NFTを使っても収益が得られるからです。

たとえば、「メタバースの土地をNFT化して販売」「ゲームのアイテムをNFT化して販売」などなど、幅広い活用方法ができます。

また、NFTを担保に通貨を借りることもできるため、ビジネスのあり方に変化が起きてくるでしょう!
 
 
 

NFTが取引できるおすすめのマーケットプレイス

NFTが取引できるおすすめのマーケットプレイスを5つ紹介します!

それでは、1つずつ紹介していきますね!
 

OpenSea(オープンシー)

出典:OpenSea
名前OpenSea(オープンシー)
サービス開始2017年12月
取り扱うNFTの種類アート
ゲーム
トレーディングカード
ミュージック
写真 など
対応チェーンEthereum
Polygon
Klaytn
Solana
Arbitrum
Optimism
Avalanche
BNB
決済可能な通貨イーサリアム(ETH/WETH)
ポリゴン(MATIC)
ソラナ(SOL)
アバランチ(AVAX)
USDコイン(USDC)
バイナンスコイン(BNB)
ダイ(DAI) など
決済手段仮想通貨
対応ウォレットメタマスク
Coinbase Wallet
Wallet Connect
Ledger
Phantom
BitKeep など
公式サイトOpenSea公式

NFTマーケットプレイスといえば「OpenSea」です!

海外のマーケットプレイスですが、国内の人気NFTのほとんどはOpenSeaで取引されています!

出典:NFTGO「NFT Market Report - Q1 2023」

上記の画像を見れば他のNFTマーケットプレイスと比べて、NFT取引量が圧倒的であることがわかるかと!

また、OpenSeaは2017年12月にサービス開始して以来、ずっと主要なマーケットプレイスとして地位を確立しています。

そのため、OpenSeaでNFTを始めることで、一気に時代の波に乗れますよ!

「OpenSeaでNFTをはじめる方法が知りたい!」という方は、以下の記事に詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね!

 

Coincheck NFT β版

出典:Coincheck NFT β版
名前Coincheck NFT β版
サービス開始2021年3月
取り扱うNFTの種類ゲーム
トレーディングカード
メタバースの土地 など
対応チェーンEthereum
Polygon
決済可能な通貨ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
リップル(XRP)など
コインチェックに上場しいている通貨
決済手段仮想通貨
対応ウォレットメタマスク
公式サイトCoincheck NFT β版公式

「NFTを触ったことないのに、いきなり海外のマーケットプレイスは不安......」という方には「Coincheck NFT β版」がおすすめです!

なぜなら、コインチェックが取り扱っている仮想通貨はすべて利用可能で、NFT取引によるガス代も無料だからです。

すべて日本語表記であり、安心して利用できますよ!
 
 

LINE NFT

出典:LINE NFT
名前LINE NFT
サービス開始2022年4月
取り扱うNFTの種類アート
対応チェーンLINE ブロックチェーン
決済可能な通貨LINK
決済手段日本円(LINE Pay)
仮想通貨(LINKのみ)
対応ウォレットLINE BITMAX Wollet
公式サイトLINE NFT公式

「日本円で購入した!」という方は、LINE NFTの利用はおすすめです!

なぜなら、LINE Pay決済に対応しているからです。

LINE BITMAX(仮想通貨取引所)の口座開設は必要ですが、仮想通貨を購入する必要がありません。

そのため、「仮想通貨を触ったことない」「NFTを触ったことない」という完全初心者におすすめですよ!
 
 

Blur(ブラー)

出典:Blru
名前Blur(ブラー)
サービス開始2022年10月
取り扱うNFTの種類アート
ゲーム
トレーディングカード
ミュージック
写真 など
対応チェーンEthereum
決済可能な通貨イーサリアム(ETH)
決済手段仮想通貨
対応ウォレットメタマスク
Wallet Connet
Coinbase Wallet
OKX Wallet
公式サイトBlur公式

Blur(ブラー)は、2022年10月にサービス開始したばかりですが、とても注目を集めているNFTマーケットプレイスです!

なぜなら、2023年1〜3月までの3ヶ月間はOpenSeaの取引量を上回っているからです。

出典:NFTGO「NFT Market Report - Q1 2023」

Blur(ブラー)を使うことで、Blurの取引だけでなくOpenSeaなどの取引情報も確認できる「NFTアグリゲーター機能」が備わっています。

そのため、他のマーケットプレイスの取引も一度に確認できるので、今後も利用者が拡大していくと予想されます!
 
 

Rarible(ラリブル)

出典:Rarible
名前Rarible(ラリブル)
サービス開始2020年
取り扱うNFTの種類アート
ゲーム
ミュージック
写真 など
対応チェーンEthereum
Tezos
Immutable X
Polygon など
決済可能な通貨イーサリアム(ETH)
テゾス(XTZ)
ポリゴン(MATIC)
法定通貨 など
決済手段仮想通貨
クレジットカード
対応ウォレットメタマスク
Coinbase Wallet
Wallet Connect
Beacon
Install Temple など
公式サイトRarible公式

Rarible(ラリブル)はOpenSeaに次ぐ主要なマーケットプレイスの一つです。

NFT出品数がOpenSeaの次に多いため、世界中に多くの利用者が存在します。

Raribleは独自の通貨「RARI」を発行しており、所有しているとRalibleのコミュニティ内で行われる投票などに参加する権利が与えられます。

Web3.0らしい「自立分散型のマーケットプレイス」と言えます!
 
 
 

NFTを購入までの手順 5ステップ

「NFTをはじめたい!」という方のために、NFTを購入するまでの手順を解説します!

NFTを購入するまでの手順は以下の6ステップです。

それでは、1ステップずつ解説しますね!

1.コインチェックで口座開設する

出典:コインチェック

NFTを購入するためには、イーサリアムなどの仮想通貨が必要です!

そのため、まずは仮想通貨取引所の口座開設が必要です。

おすすめの仮想通貨取引所はコインチェックですね!

アプリダウンロード数No.1であり、圧倒的に使いやすいですよ!

コインチェクで口座開設する

いろいろな取引所を比較する

 

2.メタマスクでウォレットをつくる

メタマスクは仮想通貨やNFTなどを保存しておく、専用のお財布です!

スマホやPCでも作成できるので、口座開設を待っている間にメタマスクでウォレットを作っておきましょう!

メタマスクでウォレットを作る

ウォレットを作る手順は以下の通りです。

メタマスクでウォレットを作る手順

  1. メタマスクをインストール(PC:Google拡張機能に追加)
  2. パスワードの設定
  3. リカバリーフレーズ(12この英単語)を紙にメモして保存
  4. リカバリーフレーズの確認
  5. ウォレット作成完了!

リカバリーフレーズは、デバイス端末が壊れた時のためにウォレットを復旧させるためのものです。

絶対に誰にも教えないようにしましょう。
 
 

3.コインチェックでイーサリアムを買う

コインチェックの口座開設が完了したら、イーサリアム(ETH)を購入しましょう!

コインチェックでイーサリアムを購入する手順は以下の通りです。

コインチェクでイーサリアムを買う手順

  1. アプリ画面、左下にある「販売所」をタップ
  2. イーサリアム(ETH)をタップ
  3. 右下の「購入」ボタンをタップ
  4. 金額を入力し、「日本円でETHを購入」をタップ
  5. 購入完了!

 

4.MetaMaskへイーサリアムを送金する

イーサリアムの購入が完了したら、メタマスクへ送金します!

送金にはメタマスクのアドレスが必要なのです!

メタマスクへイーサリアムを送金する手順

  1. コインチェックアプリで「ウォレット」をタップ
  2. イーサリアムを選択し、「送金」をタップ
  3. 「追加/編集」をタップ
  4. メタマスクのアドレスを入力(0xからはじまる英数字)
  5. 送金サービス名で「その他」を選択し、「メタマスク」と入力
  6. 受取人種別は「本人への送金」を選択
  7. 送金の目的を入力
  8. 送金するイーサリアムを入力
  9. 入力に誤りがないか確認し、次へ進み送金する

一度設定したら、2回目以降は3〜6の入力は不要になります!
 
 

5.OpenSeaとメタマスクを連携して好きなNFTを買う

出典:OpenSea

OpenSeaにアクセスする

NFTを購入するには、OpenSeaとメタマスクを連携させる必要があります!

出典:OpenSea

右上の人型マークをクリック。

メタマスクを選択し、パスワードを入力すれば連携完了!

出典:OpenSea「CNP/ CryptoNinja Partners」

ほしいNFTを見つけて「Buy now」を押せば、購入できますよ!

「もっと具体的に教えて欲しい!」という方は、『OpenSeaでのNFTの買い方を詳細解説!ポリゴンでの買い方も!』で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!

 
 

NFTアート作って販売する手順 2ステップ

「自分でNFTアートをはじめたい!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

NFTアートはたった2ステップで販売まで行えますよ!

それでは、1ステップずつ解説していきますね!
 

デジタルアートを作る

まずは、デジタルアートを作りましょう!

デジタルアートが作成できるツールは以下の通りです!

NFTアートが作れるツール

    • スマホ
      • Canva
      • MediBang Paint
    • PC
      • Canva
      • Adobe Illustrator
      • Clip Studio Paint
    • iPad
      • Procreate

作品が完成したら、OpenSeaで販売してみましょう!
 

OpenSeaでデジタルアートを販売する

OpenSeaは5ステップでNFTを販売できますよ!

NFTアートを販売する時の手順

  1. OpenSeaにアカウントを作成する
  2. MetaMaskウォレットをOpenSeaに接続する
  3. 制作したNFTアートをOpenSeaにアップロードする
  4. 販売するアートの詳細と販売価格を設定する
  5. 「販売開始」をクリックし、販売完了!

NFTを販売するのは意外とかんたんなので、ぜひ一度試してみてくださいね!

「NFTアートの作り方をもっと詳しく知りたい!」という方は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!

 
 

NFTをはじめる時の注意点

「NFTで注意することないの?」と疑問に思う方もおおいのではないでしょうか。

実際にNFTをはじめる時の注意点は3つあります!

1つずつ解説していきます!

返品・キャンセルはできない

NFTは一度購入すると返品や注文のキャンセルができません!

NFTの場合は、クーリングオフなどの制度が通用しないため、マーケットプレイスでの操作は慎重に行いましょう。
 

正しい情報元か確認が必要

正しい情報元でNFTを購入しなければ、ハッキングや詐欺に合う可能性があります。

例えば、Twitterのアカウントがニセモノである可能性もあります......

SNSからの情報は、フォロワー数などをみて判断するといいでしょう。

また、国内NFTはDiscord(ディスコード)でコミュニティを作っている場合が多いです。

そのため、Discord内で情報を集めるといいですよ!
 

メタマスクのリカバリーフレーズは絶対教えてはいけない

メタマスクのリカバリーフレーズは絶対に教えてはいけません!

なぜなら、リカバリーフレーズは端末が壊れたときなどの緊急時にウォレットを復元させるためのパスワードだからです。

万が一、他人に教えてしまったらウォレットを復元されてウォレット内にあるNFTや仮想通貨を引き抜かれてしまいます......

そのため、絶対にリカバリーフレーズは教えないようにしましょう!
 
 

NFTに関してよくある質問

NFTに関してよくある質問に回答しますね!

それでは1つずつ解説していきます!
 
 

イーサリアムを購入するならどこの取引所がおすすめ?

コインチェックがおすすめです!

なぜなら、操作がシンプルで初心者でも迷わず購入・メタマスクに送金できるからです。

いままで7年間、仮想通貨に触れてきましたが、結局一番使いやすいのはコインチェックでした!

口座開設も5〜10分ほどでできて、かんたんに始められますよ!

コインチェクで口座開設する

 

ガス代とは?

ガス代とは、かんたんに言えば手数料です!

NFTの取引内容(例:AさんがBさんのNFTを1ETHで購入など)をブロックチェーン上に残す時に手数料が発生します。

同時間帯に多くのデータを処理しなければならない場合、ガス代が高くなります。
 

どんな人がNFTを買っている?

「新しいもの好き」「流行りに敏感な人」が多いですね!

なぜなら、NFTをしている世界の人口は2021年時点で0.0003%だからです。

商品の普及に関連する「普及率16%の理論」というものがあります。

これは、普及率が16%を超えると、普及率が急上昇するというものです。

出典:MITUE-LINKS「イノベーター理論」

しかし、NFTは2021年の段階で0.0003%ですよね。

このことからも、新しいもの好き・流行りに敏感な人が多いと言えます。
 

ハッキングリスクを抑える方法はありますか?

出典:LEDGER「Ledger Nano X」

ハードウェアウォレットの利用がおすすめです!

ハードウェアウォレットとは、「NFTをインターネットと遮断された状態で保存できるアイテム」です。

ハードウェアウォレットにNFTを保存しておけば、ハッキングなどで盗まれる心配はありませんよ!
 

ジェネラティブNFTとは?

ジェネラティブNFTとは、コンピュータが自動で生成するNFTのことです!

キャラクターや配色などの設定がこまかく可能で、指定した枚数を生産することができます。

同時に数千〜数万枚販売されているものは、ジェネラティブNFTであることが多いですね。

代表的なジェネラティブNFTは以下の通りです!

代表的なジェネラティブNFT

 

国内で人気のNFTとは?

国内で人気のNFTは以下の3つです!

これら3つはジェネラティブNFTで、「御三家」とも呼ばれているほど人気なNFTです。

 1点もののNFTではCool Girlが人気です!
 

海外で人気のNFTとは?

海外で人気のNFTは以下の3つです!

 

NFTを売る時の値段はどうやって決めるの?

NFTの価格は自由に決めることができますよ!

OpenSeaでは、「floor price(売りに出されているNFTで一番安い価格)」が表示されているので、この値を参考に値段をつけるといいでしょう。

出典:OpenSea「CNP/CryptoNinja Partners」

 

NFTは無料でもらえたりしませんか?

NFTを無料で手に入れる方法は2つあります!

NFTを無料でもうらう方法

  • フリーミント
  • TwitterのGiveaway(プレゼント企画)

フリーミントとはNFTを無料で配布することです。

別途ガス代がかかる場合がありますが、無料でもらったNFTに価値がつくことがあります!

また、TwitterでのGiveaway(プレゼント企画)もあります。

フォロー・リツイート・いいねをするだけで参加できるものが多く、当選した方はNFTがもらえるという仕組みです!

特にTwitterのGiveawayはだれでも参加できるのでおすすめですよ!
 

NFTとメタバースってどんな関係?

メタバースはブロックチェーン技術を活用することができます!

例えば、メタバース上の土地やアバターが身につけるアイテムなどです。

土地やアイテムをNFTと結びつけることで希少性がたかくなり、デジタル資産として生まれ変わります!

 

NFTとSBTの違いは?

SBT(ソウル バウンド トークン)とは、ウォレット間を移動できないNFTのことをいいます。

そのため、売買や譲渡(エアドロップ)ができません。

「経歴証明」「イベントに参加した証明」など、証明書としての活用が多いですね!
 

NFTをはじめるにはもう遅い?

全然遅くありません!

むしろ、早い方ですよ!

2022年に消費者庁が発表したデータによると「2021年の世界全体のアクティブウォレット数(その年に1回以上NFT売買を行っていたウォレット)は、257.4万ウォレットだった」※1と発表しました。

2021年の世界の人口は約78.8億人とされており、単純計算で世界の約0.0003%しかNFTを触っていないことになります!

しかし、「ハッキングなどのリスクに備えて複数ウォレットを持っている」という人も多いため、さらにNFTをしている人口は減るでしょう。

そのため、今からはじめても遅くありませんよ!

※1:消費者庁「NFTの動向整理」
 

NFTは副業になる?

NFTは副業になりますよ!

NFTを使った副業は以下のようなものがあります。

NFTの副業

  • NFTアートを制作
  • NFT売買
  • NFTマーケットプレイスの運営
  • NFTに関する情報提供
  • などなど

NFTで副業を考えている方は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!

 

まとめ|OpenSeaでNFTをはじめよう!

いかがでしたか?

そもそも代替性と非代替性の違いは、「まったく同じ価値でわかりになるものがあるか・ないか」の違いでしったね!

わかりやすく言うと、「あたなの1,000円=他人の1,000円(代替可」「「白Tシャツ≠有名人のサイン入り白Tシャツ(代替不可)」です!

さらにブロックチェーンによって所有者が明確になったことで、デジタルアートやゲームアイテムなどにNFTが活用され、注目を集めています!

NFT取引は誰でもかんたんに行えますが、仮想通貨(イーサリアムなど)が必要です。

仮想通貨取引所の口座を持っていない方は、アプリの操作が一番かんたんである「コインチェック」がおすすめですよ!

5〜10分ほどでサクッと開設できるので、今のうちに開設しておくといいですよ!

OpenSeaでNFTをはじめる方法は、以下の記事に詳しくまとめているのでぜひ参考にしてくださいね!

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