NFT副業はじめかた

NFT

NFT副業のはじめ方|クリエイターとトレーダーの二通りから分かりやすく解説

NFT副業のはじめ方について、分かりやすくまとめています。

NFT(ノン・ファンジブルトークン)とは、独自の価値を持つデジタル資産のことです。NFTは、ブロックチェーン技術を利用して管理されていて、デジタルの画像に唯一無二を証明してくれる機能があります。

近年、NFTが注目されるようになった理由のひとつに、日本でも話題になった「EVERYDAYS:THE FIRST 5000 DAYS」があります。

CNBC

NFTアート作品の落札額が6900万ドル(約75億円)という驚異的な金額になったからです。

このようにNFTは、注目を集めるデジタル資産のひとつとして、今後ますます注目されることが予想されます。

この記事では、副業としてNFTをはじめる方法を2通りに分けて解説しています。是非最後までご覧ください!

なお、NFTを売買するにはイーサリアムなどの暗号資産が必要になるので、あらかじめコインチェックで購入しておきましょう。
 
 

NFTを使った副業とは?

NFT副業

まずはじめに、NFTを使った副業にはどういったものがあるか見てみましょう。
 

NFTを使った副業の種類

NFTを使った副業は次のとおりです。

NFTの副業

  • NFTアートの制作
  • NFTの売買
  • NFTマーケットプレイスの運営
  • NFTに関する情報提供

それぞれ、簡単に見ていきましょう。

NFTアートとは、NFTで管理されたアート作品のことです。自分で作品を制作し、NFTとして発行することで、作品の所有権を譲渡し、収益を得ることができます。

NFTは、他のデジタル資産と同様に取引が可能です。自分でNFTを作成し、それを販売することで、収益を得ることができます。また、既存のNFTを買い取り、その後高値で再販することもできます。

NFTを販売するためのマーケットプレイスを運営することも、NFTを使った副業の一つです。自分でNFTマーケットプレイスを作成し、そこでの取引によって利益を得ることができます。

最後に、NFTに関する情報を提供することで、アフィリエイト収入を得ることができます。例えば、NFTの基礎知識や投資戦略についての情報を発信するブログやYouTubeチャンネルを運営することができます。

自分のスキルや興味に合わせて、最適な方法を選択することが重要です。
 
 

NFTを使った副業のメリット

NFTで稼ぐ事を考えた時に一番のメリットは「市場の成長と将来性」といえるでしょう。

現在、NFT市場は急速に成長しており、その市場規模は年々拡大しています。

NFT市場には、これから参入する企業やクリエイターが多く、今後も新しいコンテンツやサービスが次々に登場することが予想されます。

また、NFT市場は国境を超えたグローバルな市場であるため、海外とのビジネス展開もしやすく、ビジネスチャンスも広がります。

そのため、NFTを使った副業に取り組むことで、新しい市場に参入することができ、成長市場の中でビジネスを展開することが可能です。

そのほかにも、以下のようなメリットがあります。

  • 創造性を活かせる
  • 資産価値が高い
  • 取引が容易
  • 場所や時間に縛られない

以上が、NFTを使った副業の代表的なメリットの例です。拡大しようとする市場の中に早いうちから身をおいて活動することで、実力以上のリターンを見込むことができるでしょう。
 
 

NFTを使った副業のデメリット

NFTの市場は魅力的である一方で、NFT市場はまだ新しい分野であり、リスクも伴います。

NFT市場はまだ新しい分野であり、価格変動が激しいため、投資にはリスクが伴います。また、NFTのトランザクションはブロックチェーン上で行われるため、技術的な問題や不正行為による被害が発生する可能性があります。

NFTの取引には、ブロックチェーン上での処理に必要な手数料が発生します。特に、一定以上の価値のNFTを取引する場合は、手数料が高額になることがあります。

NFTを使った副業に取り組むためには、ブロックチェーン技術や暗号通貨などの関連する知識が必要です。そのため、初心者にとっては学習コストが高いというデメリットがあります。

総じていうと、NFT市場はまだ未熟な市場であり、取引所やマーケットプレイス、またそれに関わる法律さえも整備されていない場合があります。そのため、NFTに関わること自体がレベルの高いことともいえます。

以上が、NFTを使った副業の代表的なデメリットの例です。NFT市場はまだ成熟していない分野であり、初心者にとってはリスクが高いといえます。適切なリサーチと知識を持ち、慎重に取り組むことが重要です。
 
 
 

NFTを使った副業の始め方|NFTアートの制作と販売

NFT制作と販売

ここからは、実際にNFTを使った副業の始め方について手順やポイントについて、一緒に見ていきましょう。

前章で紹介した4つのNFT副業から、「NFTアートの制作」「NFTの売買」この2つに注目して解説していきます。

本章では、NFTアートを制作して販売する方法についてです。特にクリエイターやイラストレーターの方には、おすすめの副業です。

NFTの制作販売の始め方|5STEPで解説

NFTアートを制作して販売するための手順は次の5ステップです。
 
 

STEP1|アート作品の制作

まずは、自分が制作したアート作品を用意します。これは、手書きのアートや、写真、音楽など、形態はさまざまです。デジタルアートで作成されることが一般的で、Adobe PhotoshopやIllustratorなどのソフトウェアを使って作成することができます。
 
 

STEP2|アート作品をNFT化する

NFT-OpenSea

次に、制作したアート作品をNFT化するためのトークンを作成します。これは、ブロックチェーン上でアート作品を所有権として表現するためのものです。はじめてNFTのトークン作成を行う際には、NFTマーケットプレイスであるOpenSeaを利用することがおすすめです。
 

STEP3|マーケティング

アート作品を販売するためには、マーケティングが欠かせません。自身のウェブサイトやSNSなどを活用して、アート作品を宣伝し、販売促進を行いましょう。
 

STEP4|出品・販売

トークンを作成し、マーケティングを行ったら、販売を開始します。NFTマーケットプレイスに作品を出品したり、自身のウェブサイトで販売することができます。価格設定や販売条件などは自分で決定することができます。
 

STEP5|所有権の移転

販売が成立した場合、購入者に対してトークンが送信され、アート作品の所有権が移転します。購入者は、NFTのトークンを保有することで、アート作品の所有権を持つことができます。

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NFTアート制作には、アート制作の技術だけでなく、ブロックチェーンやNFTに関する知識も必要です。初めての方は、NFTマーケットプレイスでの出品や、リサーチを兼ねたNFTアート作品の観賞から始めるのがおすすめです。
 
 

NFTを制作販売する上で必要なもの

NFTを制作販売するためには、以下の準備が必要です。

ポイント

  • アート作品
  • 暗号資産ウォレット(MetaMask)
  • NFTマーケットプレイス(OpenSea)アカウント
  • マーケティングスキル

NFTを制作するためには、まずデジタルアート作品を作成する必要があります。Adobe PhotoshopやIllustratorなどのグラフィックソフトを使って作成することができます。

NFT化したアート作品は暗号資産ウォレットに移動して保有します。代表的なウォレットはMetaMaskで、まずはMetaMaskを作成してその使い方に慣れておくといいでしょう。

NFTを販売するためには、NFTマーケットプレイスのアカウントが必要です。代表的なNFTマーケットプレイスには、OpenSeaやNifty Gatewayがあります。

NFTアートを制作して販売するためには、マーケティングスキルが必要です。自分のウェブサイトやSNSアカウントを使って、アート作品を宣伝し、販売促進を行いましょう。

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ブロックチェーンやNFTに関する知識が必要であることから、初めての方は、NFTマーケットプレイスでの出品や、既存のNFTアート作品の観賞から始めるのがおすすめです。
 

NFTを制作販売して稼ぐためのポイント

NFTを制作販売して稼ぐためには、他の商品との差別化が必要です。

まずはじめに、作品自体に独自性とクオリティが求められます。NFTは、その独自性や希少性が評価されることが多いです。独自性のある作品を作ることが重要です。

また、NFT市場は今後も成長が期待されています。将来性を考慮した投資として買われることもあるため、長期的な視野で作品を制作することも大切です。

2つ目にマーケティングを行うことです。

作品を制作しただけでは、商品として売れることはありません。自分の作品を紹介するために、積極的にマーケティングを行いましょう。

・利用するマーケットプレイスの選択
・価格の設定
・SNSなどを使った認知の獲得

どのマーケットプレイスで販売するかを選択することは、売上に大きく影響します。現状のNFT市場であれば、OpenSeaを使う方が多いですね。また日本円でNFTを買えるHEXAやLINE NFTなども登場しています。

次に価格設定を考えます。高く設定すれば利益が増えますが、高すぎると買い手がつかない可能性もあります。市場をよく観察し、適切な価格設定を行いましょう。

最後にSNSを使った周知や宣伝を行います。自分の作品を多くの人に知ってもらうことはとても重要です。また、オンラインコミュニティを作ってファンとより密なコミュニケーションをとることも、NFT販売を成功させるカギといわれています。

これらのポイントを踏まえて、独自性のある作品を制作し、マーケティングを行うことで、NFTを制作し販売して稼ぐことができます。
 
 

NFTを使った副業の始め方|トレード(売買)して稼ぐ

NFTトレード

続いて、NFTアートを売買して稼ぐ方法について見ていきましょう。こちらは、特にクリエイティブ関連のスキルが無くてもとりかかれる副業です。
 

NFTトレードの始め方|7STEPで解説します。

 

STEP1|国内の暗号資産取引所に登録する

取引所に登録して、アカウントを作成します。登録には、メールアドレスや本人確認書類が必要な場合があります。国内だとコインチェックがおすすめです。
 

STEP2|取引所に資金を入金する

コインチェックに資金を入金して、暗号資産である「イーサ」を購入します。イーサを用意することでNFTのトレードを始めることができます。入金方法は、クレジットカードや銀行振込などがあります。
 

STEP3|暗号資産ウォレット(MetaMask)を作成する

NFTや暗号資産を入れておくオンライン上のお財布を作成します。色々なモノがありますが、世界中で一番つかわれているMetaMaskというウォレットを作成することをおすすめします。
 

STEP4|イーサをMetaMaskに送金する

2で用意したイーサを暗号資産ウォレットへ(MetaMask)へ送金します。
 

STEP5|OpenSeaに登録する

NFTは専用のマーケットプレイスで購入することができます。はじめての場合はOpenSeaというマーケットプレイスをおすすめします。公式リンクからサイトにアクセスして、MetaMaskを接続します。
 

STEP6|NFTを購入する

NFT副業購入

購入方法は、マーケットプレイスによって異なりますが、通常は「購入」ボタンを押すだけで購入できます。購入ボタンを押し、MetaMaskの画面で承認することでNFTの購入が完了します。

購入したNFTは自動的にMetaMaskへ送られてくるので、OpenSeaのプロフィール画面で確認してみましょう。
 

STEP7|NFTを売却する

保有しているNFTはマーケットプレイス(OpenSea)で売却することができます。売却方法も取引所によって異なりますが、通常は「売却」ボタンを押すだけで売却できます。

・・・

はじめての場合は手順が多くかんじるかもしれません。ただ、1-5は始めだけおこなう手順です。

実際にNFTトレードを始めると、6,7の繰り返しになるためそんなに難しいことはありません。

ただし、NFTトレードはリスクがあるため、投資に関する知識を持っていることが重要です。

NFTトレードをする上で必要なもの

NFTをトレードする手順では登録作業がいくつかありました。

ポイント

  • 国内の暗号資産取引所口座
  • MetaMask
  • OpenSea

これ以外に、NFTのトレードに必要となるモノをご紹介します。

まずはじめに、「NFTの知識と情報」です。NFTの価値は市場の需給で決まるため、NFTの知識を持つことが重要です。NFTの価値が上がる要因や、価格の変動を把握することが、投資判断の基礎となります。

二つ目に、「投資に関する知識」です。NFTトレードは投資ですので、投資に関する知識は役に立ちます。投資の基礎知識やリスク管理の方法を学んでおくことが重要です。

これらの要素が揃っている場合に、安全にNFTトレードを行うことができるでしょう。
 

NFTトレードで稼ぐためのポイント

前の項目と同じような内容になりますが、NFTトレードで稼ぐためのポイントをもう一度整理します。
 

市場動向の把握

NFT市場は急激に変動することがあるため、市場動向をこまめに把握することが重要です。

これは、市場自体がまだ小さいことが要因です。ですので、長期的な視点での投資と、短期的な視点でのトレードのバランスをとりながら、効率的な収益を上げることが重要です。
 

リスク管理

他の投資と同様に、NFTトレーダーにとってリスク管理は投資に成功するためのポイントです。損失を最小限に抑えるために、リスク管理の方法を学ぶことが必要です。

ポートフォリオの分散により、リスクを分散させることができます。複数のNFTに投資することで、一つのトークンに大きなリスクが集中することを避けることができます。
 
 
 

自分にあったNFTの副業をはじめてみよう!

NFT副業まとめ

NFTを使った副業として、アート制作とトレードの2つを紹介してきました。

NFTの注目度は高まっており、成長市場としても注目されています。

NFTアートの制作には、デザインスキルや技術スキルが必要ですが、販売までの流れは比較的簡単です。

NFTトレードにおいては、市場動向やリスク管理が重要であり、投資の長期・短期のバランスを考えることが大切です。また、NFTに関する知識を深めることで、価値あるトークンを選択することができます。

NFTを活用した副業に取り組む際には、必要なスキルや知識を身につけ、自分に合った取り組み方を見つけていくことが重要です。

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