「NFTをはじめたいけど、初期費用としてどのくらいイーサリアムが必要かわからない......」と悩んでいませんか?
この記事を読むことで、初期費用がどのくらいかかるのか取引内容ごとに知ることができますよ!
手数料がかかるタイミングまで解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
NFTにを売買するにはイーサリアムが必要です。
まだ仮想通貨取引所の口座を持っていない方は、初心者でもアプリの操作がしやすいコインチェックがおすすめです!
5〜10分でできるので、はやめに登録しておくといいですよ!
【大前提】NFTにかかるガス代は変動する
NFTを購入する際は、ガス代と呼ばれる手数料がかかります。
このガス代は一定ではなく、秒単位で変化しているため注意が必要です。
そもそもガス代とはNFT購入時のみに発生するものではなく、NFTなどすべての取引で発生します。
なぜなら、ブロックチェーンに情報を記録する際に取引内容を検証してもらった方々へ報酬として分配されるものだからです。
ガス代は主に3つの要素から成り立っており、主な計算方法は以下の通りです。
ガス代(gwei))= ( 基本料金(Gas Price)) + 優先手数料(Priority Fee)) × ガス限度額(Gas Limit)
ガス代を構成する3つの要素
- 基本料金(Gas Price)
- 処理が込み合うと金額が高騰し、空いていると安くなる傾向がある
- 優先手数料(Priority Fee)
- 支払う金額が大きいほど優先的に処理をされるもの
- ガス限度額(Gas Limit)
- ガス代の上限をあらわし、処理の大きさによって金額が決まる
ユーザー自身で調整できるものもありますが、調整金額によっては支払いが思い通りにならない場合があるので注意が必要です。
このようにガス代は3つの要素から成り立っています。
処理を行う状況によって金額が異なるため、秒単位でガス代は変化しています。
NFTを買う時に必要なイーサリアム
実際にNFTを購入する際には仮想通貨の1つであるイーサリアムを扱うケースが多いです。
ここからは、NFT購入時に必要となるイーサリアムについて解説しますね!
国内取引所からメタマスクへの送金手数料|1,000〜2,000円
まずは、コインチェックなどの国内取引所から代表的なウォレットであるメタマスクに送金するケースをみていきましょう。
送金する際には送金手数料が発生し、主な手数料は1,000〜2,000円(0.005ETH)となっています。
たとえば、10,000円分のイーサリアムをコインチェックからメタマスクへ送金する場合(手数料は2,000円とする)、以下のようになります。
このように手数料が自動的に引かれ、8,000円が入金されます。
NFT本体の価格
メタマスクへ送金が完了したら、次はNFT本体を購入します。
購入したいNTFによって必要となる金額は異なるため、それにあったイーサリアムを事前に送金しておく必要があります。
NFT作品によっては人気なものも多く、すぐに売り切れてしまうケースがあるため、購入前に必要な分のイーサリアムがあることを確認しておくといいでしょう。
イーサリアムが足りなくて準備をしている時間でほしいNFT作品が売り切れてしまったらショックですよね......
前もってイーサリアムを多めに準備しておくことで、安心してNFTを購入できますよ!
NFT購入時にかかるガス代|2,000〜5,000円
NFT購入までにかかる費用の最後は、ガス代です。
NFT購入時にはガス代(手数料)が発生するため、必ず支払う必要があります。
このガス代は秒ごとで変化するため、購入のタイミングによっては高額になるケースもあります。
その場合は、少し時間をずらすことで標準の金額に戻る場合がほとんどです。
標準的なガス代としては2,000〜5,000円ほどと少し幅があるため、ガス代が高くなっても購入できるようにイーサリアムを用意しておくのがおすすめですよ!
NFTを売る時に必要なイーサリアム
ここからは、NFT作品を売るときに必要なイーサリアムを解説していきます。
国内取引所からメタマスクへの送金手数料|1,000〜2,000円
まずは、コインチェックなどの国内取引所から代表的なウォレットであるメタマスクに送金するケースをみていきましょう。
送金する際には送金手数料が発生し、主な手数料は1,000〜2,000円(0.005ETH)となっています。
たとえば、10,000円分のイーサリアムをコインチェックからメタマスクへ送金する場合(手数料は2,000円とする)、以下のようになります。
このように手数料が自動的に引かれ、8,000円が入金されます。
出品にかかるガス代(手数料)
NFT作品を販売する際にガス代が発生します。
しかし、世界最大級のNFTマーケットプレイスである「OpenSea」では、イーサリアムでNFTを出品時する際に発生するガス代は無料です!
しかし、イーサリアム以外の仮想通貨を利用する場合や販売方法によってはガス代が発生するケースもあるため注意してください。
OpenSeaの出品時ガス代について
以前では初回のみガス代が発生していましたが、現在は無料となっています!
「出品時にガス代がかかる」という記事もありますが、少し古い情報なので注意してください......
販売手数料|売れた価格の2.5%
NFT作品が売れたら、マーケットプレイスに販売手数料として支払う必要があります。
OpenSeaの場合は、売れた金額の2.5%が販売手数料として自動で支払われます。
10,000円の作品が売れた場合は「販売手数料 = 10,000円 × 2.5% = 250円」
つまり、250円をOpenSeaに支払う必要があります。
NFTを転売する時に必要なイーサリアム
次にNFTを転売するときに必要なイーサリアムを解説していきます。
国内取引所からメタマスクへの送金手数料|1,000〜2,000円
まずは、コインチェックなどの国内取引所から代表的なウォレットであるメタマスクに送金するケースをみていきましょう。
送金する際には送金手数料が発生し、主な手数料は1,000〜2,000円(0.005ETH)となっています。
たとえば、10,000円分のイーサリアムをコインチェックからメタマスクへ送金する場合(手数料は2,000円とする)、以下のようになります。
このように手数料が自動的に引かれ、8,000円が入金されます。
NFT本体の価格+ガス代(2,000〜5,000円)
次に転売するNFTを購入します。
その際にNFT本体の価格とガス代(手数料)のイーサリアムを用意する必要があります。
購入したいNTFによって必要となる金額は異なるため、必要なイーサリアムを事前に確認しておきましょう。
また、ガス代は秒ごとで変化するため、購入のタイミングによっては高額になるケースもあります。
その場合は、少し時間をずらすことで標準の金額に戻る場合がほとんどです。
標準的なガス代としては、2,000〜5,000円くらいと少し幅があるため、ガス代が高くなっても購入できるようにイーサリアムを用意しておくのがおすすめですよ!
販売手数料|売れた価格の2.5%
NFT作品が売れたら、マーケットプレイスに販売手数料として支払う必要があります。
OpenSeaの場合は、売れた金額の2.5%が販売手数料として自動で支払われます。
10,000円の作品が売れた場合、2.5%の手数料なので「販売手数料 = 10,000円 × 2.5% = 250円」
つまり、250円をOpenSeaに支払う必要があります。
ロイヤリティ
NFTの特徴として、転売された場合にNFT作品の作成者にも報酬が支払われる仕組み(ロイヤリティ)があります。
ロイヤリティは制作者が設定することができ、OpenSeaの場合は最大で10%まで設定できます。
NFT作品を転売する際には、このロイヤリティを利益から支払う必要があることを覚えておきましょう。

ロイヤリティは、各NFT作品ページにて確認できます!
転売する作品のロイヤリティを確認してから販売価格を決めることで「利益が少ない......」という事態を防げますよ!
NFTゲームを始める時に必要なイーサリアム|0〜40,000円
NFTゲームを利用する場合にもイーサリアムが必要となるケースがあります。
扱うNFTゲームによって必要となる仮想通貨の種類が異なるため、どの仮想通貨を用意すればよいか確認しましょう。
また、NFTゲームには無料のものと有料のものがあり、有料のNFTゲームに必要な相場金額は40,000円ほどです。
初期費用ゼロで稼げるゲーム
NTFゲームの廃版は初期費用が必要ですが、中には初期費用が無料で始められるものも存在します。
さらには、無料で稼げるNFTゲームもあるため、始める人が多くなっていますよ!
「NFTゲームについて詳しく教えてほしい!」という方は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
NFT取引でイーサリアムを節約する方法
NFTの取引ではイーサリアムが必要となりますが、節約する方法が3つあります!
ガス代を節約する3つの方法
イーサリアムを節約できれば、浮いた分で他のNFTを購入したりできるので、ぜひ実践してみてくださいね!
それでは、ガス代を節約する方法を1つずつ解説していきます!
ガス代が安い時間帯を狙う
NFTを購入する際にはガス代という手数料が発生しますが、安い時間を狙うことで節約する方法があります。
ガス代は、ブロックチェーンの混み具合によって金額が決まります。
処理が混んでいる場合のガス代は高くなります......
しかし、空いている場合のガス代は安くなるため、空いている時間を狙うことでイーサリアムを節約できますよ!
上記画像のように、「Ethereum Gas Charts」でイーサリアムのガス代が安い時間帯を確認できるため、参考にしてみてくださいね!
購入時にガス代が安くなるタイミングを待つ
ガス代は一定の金額ではなく秒単位で異なるため、安くなるタイミングを待つことでイーサリアムの節約ができます。

上記画像の赤枠内に表示されているガス代が秒単位で切り替わるので、安くなるのを待つだけです!
急ぎでなければ、ガス代が安くなったタイミングでのNFT購入がおすすめですよ!
メタマスクを「低速」に設定する
イーサリアムの節約方法3つ目として、「メタマスクの設定を低速にする」方法があります。
設定を「低速」にすることでNFTを取引するときの処理は遅くなりますが、その代わりにガス代が安くなりますよ!
設定方法は以下の通りです。
上記画面だと約0.004ETH(約1,000円)節約できていますね!
「塵も積もれば山となる」ですので、ぜひ低速にしてガス代を節約してみてください!
NFTを始める手順
それでは、NFTを始める手順を解説しますね!
NFTは5ステップで始められますよ!
以下で、1ステップずつ解説していきます!
コインチェックに登録する
まずは、国内仮想通貨取引所に登録する必要があります。
なぜなら、NFTを買うためにはイーサリアム(ETH)が必要だからです。
おすすめの国内取引所はスマホアプリが一番使いやすいコインチェックですね!
初心者でも直感的に使えるので、コインチェック一択ですよ!
メタマスクでウォレットを作成する
メタマスクは仮想通貨やNFTなどを保存しておく、専用のデジタルなお財布です!
スマホやPCでも作成できるので、口座開設を待っている間にメタマスクでウォレットを作っておきましょう!
ウォレットを作る手順は以下の通りです。
リカバリーフレーズは、デバイス端末が壊れた時のためにウォレットを復旧させるためのものなので、絶対に誰にも教えないようにしましょう。
「メタマスクでウォレットを作る方法をもっと詳しく教えて欲しい!という方は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
イーサリアムを購入してメタマスクに送金する
コインチェックの口座開設が完了したら、イーサリアム(ETH)を購入しましょう!
コインチェックでイーサリアムを購入する手順は以下の通りです。
購入が完了したら、イーサリアムをメタマスクへ送金します!
送金には「0x」からはじまるメタマスクのアドレスが必要ですよ!
一度設定したら、2回目以降は3〜6の入力は不要です!
メタマスクとOpenSeaを紐付ける
NFTを売買するなら世界最大のマーケットプレイスである「OpneSea(オープンシー)」がおすすめです。
なぜなら、海外・国内ともに有名なNFTはOpenSeaで販売されているからです!
OpenSeaは登録などの作業はなく、メタマスクと紐づけるだけなのでかんたんですよ!
以下で手順を紹介します。
まずは、OpenSeaにアクセスしましょう!
右上の人型マークをクリック。
メタマスクを選択し、パスワードを入力すれば連携完了!
OpenSeaでNFTを買う
出品されているNFTは多いので、ゆっくり探しましょう。
買いたいNFTが決まっている場合は、検索して見つけましょう。
また、ファウンダー(NFTプロジェクトの代表者)のSNSなどにURLが乗っている場合は、そのURLからアクセスできますよ!
出典:OpenSea「CNP/ CryptoNinja Partners」
買いたいNFTが決まれば、「Buy now」を押してメタマスクの認証をすると購入できます!
「もっと具体的に教えて欲しい!」という方は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、NFTを扱う場合にイーサリアムがどれぐらい必要かを解説していきました。
NFTにはイーサリアムが必要なため、買いたいNFTが見つかった場合にすぐ購入できるようあらかじめ用意しておくのがおすすめです。
まだ国内の仮想通貨取引所の口座を持っていない方は、操作が一番かんたんである「コインチェック」がおすすめです。
5~10分程度でサクッと開設できるので、今のうちに開設しておくとNFT取引がスムーズにできますよ!
以下の記事でコインチェックの口座開設方法を詳細に解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。