メタマスク作り方

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メタマスク(MetaMask)とは|作り方から使い方まで。イーサリアムのための便利なウォレット!

メタマスク(MetaMask)という暗号資産ウォレットについてまとめています。

暗号資産の世界では、セキュリティと利便性が重要な要素です。

その中でも、メタマスクはイーサリアム系の暗号資産を扱ううえで非常に重要な役割を果たしています。

この記事では、メタマスクの基本的な概要から、その使い方、主な機能、セキュリティについて詳しく解説します。

暗号資産を保有する方やイーサリアムに興味を持つ方々にとって、メタマスクは欠かせないツールとなるので、しっかり学習しましょう!
 
 

メタマスク(MetaMask)の概要

メタマスク概要

まずは「メタマスク」そのものについて解説していきます。
 

メタマスクとは何か?

メタマスクは、仮想通貨や暗号資産を管理するためのオンラインウォレットです。

イーサリアムというブロックチェーンに特化して使うことができます。

メタマスクを使うことで、自分の暗号資産の残高を確認したり、安全に取引したり、分散型アプリ(DApp)にアクセスしたりすることができます。

スマホアプリがあったり、Chromeブラウザでは拡張機能として利用することができたりするため、初心者でも使いやすく、セキュリティにも配慮された便利なツールです。
 

イーサリアムエコシステムでの重要性

メタマスクは、イーサリアム上で非常に重要な役割を果たしています。

まず、イーサリアム上では、多様な暗号資産の発行や取引が行われています。これは、イーサリアムというブロックチェーンがスマートコントラクトや分散型アプリケーションの開発を可能にしているためです。

メタマスクは、このエコシステム上で、ウォレット機能を提供することで、ユーザーが簡単にネットワークにアクセスし、トランザクションを行うことができます。

さらに、ブロックチェーンアプリやブロックチェーンゲームの利用においても、メタマスクはブラウザとの連携を通じてシームレスな体験を提供します。

ユーザーが直感的にアプリを活用できるため、メタマスクの存在は、イーサリアムエコシステムの発展と普及において不可欠です。

暗号資産ユーザーにとっても、重要なツールとなっています。
 
 

メタマスク(MetaMask)の主な機能

メタマスクには以下のような主な機能があります。

  • ウォレット管理機能
  • トランザクションの送受信
  • アプリへのアクセス
  • カスタムネットワークの設定
  • セキュリティ機能

それぞれ見ていきましょう。

ウォレット管理機能

メタマスクは、イーサリアムネットワーク上でのアカウントとプライベートキーの生成と管理を行います。ウォレットの作成、アドレスの確認、残高の表示など、基本的なウォレット管理が可能です。
 

トランザクションの送受信

メタマスクを使って、イーサリアムネットワーク上での仮想通貨の送金や受け取りが簡単に行えます。トランザクションの作成、宛先の指定、手数料の設定などを通じて、安全な取引が可能です。
 

ブロックチェーンアプリへのアクセス

メタマスクは、ブラウザとの連携を通じて、分散型アプリケーション(ブロックチェーン上に構築されているアプリ・DApp)へのアクセスを提供します。DAppを使用する際には、メタマスクがウォレットとして機能し、トランザクションの署名や認証を行います。
 

カスタムネットワークの設定

メタマスクでは、イーサリアムメインネットワーク以外にも、テストネットワークやプライベートネットワークなどのカスタムネットワークを設定することができます。これにより、開発やテスト目的で異なるネットワークに接続することができます。
 

セキュリティ機能

メタマスクは、シードフレーズやプライベートキーを暗号化して保管し、セキュリティを強化しています。また、パスワードやPINコードを設定することも可能です。さらに、フィッシング詐欺対策などのセキュリティ機能も備えています。

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これらの機能により、メタマスクはイーサリアムエコシステムでの便利な取引やDAppの利用をサポートし、ユーザーに安全かつストレスのない体験を提供しています。
 
 

メタマスク(MetaMask)のセキュリティ

メタマスク セキュリティ

暗号資産と聞くと、ハッキングや詐欺など様々な危険を連想しますよね。

そこでこの章では、メタマスクのセキュリティ面について深堀して見ていきます。

シードフレーズとプライベートキーの重要性

メタマスクでは、ウォレットの作成時に「シードフレーズ」と「プライベートキー」が生成されます。

シードフレーズはウォレットを復元する際に必要な重要な情報であり、プライベートキーはトランザクションの署名に使用されます。

これらの情報はユーザー自身で厳重に保管する必要があります。

メタマスクは、シードフレーズやプライベートキーを暗号化して保管しますが、ユーザー側でも適切な保管が求められます
 
 

ウォレットのバックアップと復元

メタマスクは、ウォレットのバックアップと復元が可能です。

バックアップはウォレットのデータを安全な場所に保存することで、デバイスの故障や紛失に備えることができます。

復元はバックアップデータを使用してウォレットを再構築するプロセスです。

例えば、メタマスクをPC上のChromeブラウザで利用していたとします。そのPCが壊れたり、紛失したりした場合、私たちは別のPCにメタマスクを復元することができます。その際には「シードフレーズ」と「プライベートキー」が必要になります。
 

パスワードとPINの設定

メタマスクでは、パスワードとPINコードの設定が可能です。

パスワードはウォレットへのアクセス時に毎回必要となり、第三者がウォレットに不正にアクセスするのを防ぎます。

強力なパスワードを使用し、定期的に変更することが重要です。また、PINコードは短くて推測されにくいものを選ぶことが重要です。

パスワードやPINは、他のオンラインアカウントとは異なるものを使用することが望ましいです。

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これらのセキュリティ対策を理解しておくことで、メタマスクの利用はより安全になります。
 
 

メタマスク(MetaMask)の注意点と便利な機能

フィッシング詐欺に対する注意

メタマスクを使用する際には、フィッシング詐欺に対する注意が必要です。

フィッシング詐欺は、本物のウェブサイトに似せた偽サイトにユーザーを誘導して、メタマスクの情報や暗号資産を騙し取ろうとする手法です。

メタマスクを使用する場合は、公式ウェブサイトやURLを毎回確認してからアクセスすることを徹底しましょう。

URLを直接入力するか、公式のリンクを使用することで、フィッシング詐欺のリスクを最小限に抑えることができます。
 
 

クラウドストレージの利用

メタマスクを利用する上で、「シードフレーズ」と「プライベートキー」の保管が大切であることは前の章で解説しました。

2つのキーを無くさないように、Google DriveやOne Driveなどの、クラウドストレージの利用を考える方もいるでしょう。

しかし、ここでも注意が必要です。

今使っているPC自体がウィルスに感染した場合、クラウドストレージ内の情報が抜き取られる可能性もあるからです。

「シードフレーズ」と「プライベートキー」は、紙に書き出したり、プリントアウトしてご自身が安全に管理できる場所に保管しておくことをおすすめします。
 
 

その他の便利な機能と拡張機能

メタマスクには、さまざまな便利な機能と拡張機能が備わっています。

・カスタムネットワークの設定

・トランザクションの手数料を自動的に調整する

・ウォレットのアカウントを複数管理する機能

また、拡張機能を追加することで、DAppやブロックチェーンのエコシステムとの連携を強化することも可能です。これにより、より便利な取引やDAppの利用が可能になります。

ただし、これは繰り返しになりますが、機能の安全性や信頼性には注意が必要です。

公式サイトからの拡張機能のみを使用する習慣つけをして、セキュリティの確保に努めましょう。
 
 

メタマスク(MetaMask)の作り方|簡単4STEP

ここからは、メタマスクの具体的な使い方について、その手順を説明していきます。

まずは、メタマスクの作り方です。

手順はわかりやすく4つのSTEPで解説します。

STEP1|メタマスクの公式にアクセス

メタマスクの公式サイトにアクセスしましょう。ブラウザはChromを使います。

・Chromブラウザのダウンロード
・MetaMaskの公式サイト(https://metamask.io/

ポイント

・前述したとおり、フィッシングサイトには注意が必要です。
URLが正しいかどうかを確認してからダウンロードしてくださいね!

メタマスク公式ににアクセス1

右上にある「Download」をクリックします。
 

STEP2|MetaMask for Chromをインストール

MetaMask for Chromインストール1

「Install MetaMask for Chrome」をクリック。

MetaMask for Chromインストール2

「Chromeに追加」をクリック。

MetaMask for Chromインストール3

これでMetaMaskのインストール完了です。

MetaMask for Chromインストール4

右上のパズルマークをクリックすると、キツネのマークが出てきます。

「📌」をクリックするとバーの右端にMetaMaskがピン止めされて便利ですよ。
 

STEP3|パスワードを設定

MetaMaskのアカウントを作成し、パスワードを設定します。

パスワードを設定1

チェックを入れて、「新規ウォレットを作成」をクリック。

パスワードを設定2

よく確認して「同意する」をクリック。

パスワードを設定3

自分で決めたPWを入力します。

利用規約の同意に✔を入れて、「新規ウォレットを作成」をクリック。

※PWはしっかり控えておきましょう。

STEP4|シークレットリカバリーフレーズの確認と保管

動画でシードフレーズの重要性を教えてくれます。
 

シークレットリカバリーフレーズの確認と保管1

確認したら、「ウォレットの安全を確保(推奨)」をクリック。

シークレットリカバリーフレーズの確認と保管2

「シークレットリカバリーフレーズを公開」をクリックして、単語を順番通りにメモして控えておきます。

シークレットリカバリーフレーズの確認と保管3

シードフレーズをしっかり控えたら「次へ」をクリックします。

必ず確認!!

※シークレットリカバリーフレーズは誰にも教えてはいけません。
→教えてと言われたら、それは詐欺です!

※「綴り」と「順番」を間違えないように。
→シードフレーズを間違うと財布の中が見られなくなります!

シークレットリカバリーフレーズの確認と保管4

シードフレーズを確認するために、空欄の単語を記入します。

全部選んだら「確認」をクリックします。

シークレットリカバリーフレーズの確認と保管5

これでMetaMaskの設定が終わりです。「了解」をクリック。

シークレットリカバリーフレーズの確認と保管6

「次へ」をクリック。

シークレットリカバリーフレーズの確認と保管7

メタマスクの中身が表示されます。

メタマスク(MetaMask)の使い方

ログイン方法

再度メタマスクにログインする方法は簡単です。

メタマスクのログイン1

Chromeブラウザを開き、右上のアイコンをクリックします。

メタマスクのログイン2

パスワードを入力して、「ロックを解除」をクリックします。

これでメタマスクへ再ログインが完了です。

残高の確認とトランザクション履歴の表示

メタマスクを開くと、残高の確認とトランザクション(取引)履歴の表示ができます。

メタマスクの表示1

スマホでメタマスクを操作する方法

メタマスクには、便利なスマホアプリが用意されています。

PCと同じように、暗号資産の管理やNFTの売買がスマホで簡単に行えます。

プライベートキーの保管やバックアップはもちろん、スマホの生体認証を使うことでセキュリティも強化されます。

日中外出が多い方は、スマホアプリについても見ておくと良いでしょう。

関連記事:【スマホ版】メタマスクの使い方|全スクショ付きで徹底解説します!

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メタマスクはイーサリアムエコシステムをより便利かつ安全に利用するための重要なツールです。

この記事では、メタマスクの基本的な機能と使い方、セキュリティについて解説しました。暗号資産を保有する方や、これから暗号資産にふれてみようと思う方は、是非参考にしていただければと思います!

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